6月29日の総会において会長に選任いただきました。
1年後に参議院選挙を控えた大事な時期の会長就任となり不安なこともありますが、県役員さん支部長さんに助けていただきながら一致団結して精一杯頑張っていく覚悟でございます。
連盟会員の減少は全国的にも問題となっております。会員を増やしていくことは、喫緊の課題であります。それとともに会員を減らさない努力も重要となります。危機感をもって取り組んでいきたいと思います。
令和4年度の診療報酬改定で看護職員処遇改善評価科が新設されました。これは救急医療などを行う一部の病院が算定できるものでした。対象は全就業看護職員の3分の1に限られていました。
これに対して石田まさひろ議員をはじめとする看護職代表の国会議員の先生方と看護協会と看護連盟による、全ての看護職員に対して賃上げが必要と関係省庁や国会議員への働きかけにより、2024年6月からベースアップ評価科が算定可能になりました。
ベスアップ評価科は得られた収入を全てに職員の賃上げに充てる必要があるため、各医療機関でどの職種の賃金を上げるか分配法を決めることができます。今後は一人でも多くの看護職員の賃上げにつなげていく必要があります。
6月に行われた日本看護連盟通常総会において、組織内候補者の石田まさひろ議員の決意表明がありました。これまでさまざまな活動をしてきてくださいました。そしてこれからも看護職のために尽力して下さることを約束してくださいました。
今の職場に満足するのではなく少しでも良い環境に、自分たちの努力していることが報われるようにするためには、看護の代表を国政に送らなければなりません。一日仕事をして「今日もいい看護ができた!頑張れた!」と言える看護師が増えることを願っています。
今後も看護連盟の活動にご理解をいただくと共にご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
会長 藤井 深雪